ベスト・ファーザー発表/授賞式

イエローリボンキャンペーン FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会
イエローリボンキャンペーン FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会

ベスト・ファーザー発表/授賞式

ベスト・ファーザー選考方法
ベスト・ファーザー選考基準
2024年度 イエローリボン賞
今までのベスト・ファーザー イエローリボン賞受賞者

発表・授賞式

【開催日時】
2024年(令和6年)6月4日(火)
【主催】
MFU 一般社団法人日本メンズファッション協会
FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会
【後援】
経済産業省(キャンペーン全体)
文部科学省(お父さんの似顔絵・お父さんへの作文コンクール)

ベスト・ファーザー選考方法

マスコミ各社、FDC評議員、今までのイエローリボン賞受賞者、MFUの会員によるアンケート結果をもとにベスト・ファーザー選考委員会によって決定しております。

ベスト・ファーザー選考基準

・明るく楽しい家庭づくりをしている父親
・父親学の実践者
・厳格なしつけをしている父親
・子供たちの良き理解者、良き教育者
・お母さんと子供から見た、素敵なお父さん
・社会の福祉に貢献し素敵な父親像をアピールしている人
・ユニークな子育てをしている父親
などであり、さまざまな意味で「素敵なお父さん」と呼べる人を選び表彰します。

2024年度 イエローリボン賞

飯塚 榮一(サイボー株式会社 代表取締役社長)

飯塚 榮一(サイボー株式会社 代表取締役社長)

PROFILE

1951年8月29日生まれ、埼玉県出身。74年、日本大学生産工学部卒業後、サイボーに入社した。2003年から取締役、20年に代表取締役専務を歴任。21年6月29日に代表取締役社長に就任した。
子ども 長女/次女/三女

選考理由

若い頃は仕事にかまけて妻に任せっきりだった娘3人の子育ても、家族旅行を定期的にするようになり4人の孫も加えて家族の絆を大切にするとともに、社員とその家族の生活を見るのが社長の責務と使命感溢れるベスト・ファーザーです。

父親像

1948年に「埼玉紡績」として設立し、今では川口市を中心に県南地域で制服の製造販売や商業施設賃貸の不動産活用事業、ゴルフ練習場、カーディーラーなど多角経営を行う「サイボー」の6代目の社長を務める飯塚さん。広大な工場跡を時代に合わせて業態変更して行く中で本流の繊維事業に精力を注ぐのは、日本の繊維産業が衰退してほしくないとの思いとともに、少ない人数で効率経営をする不動産だけではなく雇用の促進になる繊維事業が健全でなければいけないという願いで、給与や会社が安定していることを大前提とし、社員とその家族の幸せを願い、自らの家族の仲良き集いを大切にする社会的使命感の強いお父さんです。


瀧井 傳一(タキイ種苗株式会社 代表取締役会長)

瀧井 傳一(タキイ種苗株式会社 代表取締役会長)

PROFILE

1948年10月9日生まれ、京都府出身。71年、玉川大学農学部卒業後、タキイ種苗株式会社に入社。91年から代表取締役社長を務め、2023年に代表取締役会長に就任した。社団法人日本種苗協会の会長も務めた。
子ども 長男

選考理由

人の心に潤いをあたえ感動を呼びおこす花や人を成育させ健康を促進する野菜の種苗を扱うのは自分の天職と思い、一人息子の成長を見守り、「社員の父」として人材育成に力を入れ社員との信頼関係を大切にするベスト・ファーザーです。

父親像

父の日に贈られる花として人気が高いひまわりは、天保6年(1835)創業以来時代に即した品種改良、品種開発を怠らず続けてきたタキイ種苗が切り花や花束向けに1991年に発売してからであり、その年に社長となり、昨年から会長職を務め、種苗は自分の天職であると言い切る瀧井さん。植物も人も同じところがあり、植物は同じ品種同じ種であっても、丁寧に上手に育てればいいものになり、雑に育てれば良くないものになるといい、人材育成にはできるだけの投資をし、社員との信頼関係やコミュニケーションを大切にし、種苗事業を軸とした社会貢献活動にも注力する、つねに未来を見据えて活動する夢多く実行力のあるお父さんです。


芳井 敬一(大和ハウス工業株式会社 代表取締役社長/CEO)

芳井 敬一(大和ハウス工業株式会社 代表取締役社長/CEO)

PROFILE

1958年5月27日生まれ、大阪府出身。81年、中央大学文学部を卒業。神戸製鋼グループの神鋼海運(現・神鋼物流)に入社。90年に大和ハウス工業入社。2011年から取締役。17年に社長就任。19年からCEOを兼ねる。
子ども 長女/次女/三女

選考理由

3人の娘に礼儀作法の大切さを学ばせつつ、自主性を尊重して立派な社会人に育てるとともに、社員に対しても家族同様に愛情を注ぎ、その長所を生かし伸ばす経営者としての姿は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。

父親像

住宅メーカーのパイオニア大和ハウス工業の社長を務める芳井さん。対外的に部下を「うちの子」といった身内のような呼び方をするのも、長所軸で社員と接することで一人ひとりの良いところを引っ張り出すため。子育てにおいても、3人の娘に礼儀作法の大切さや連帯責任の重さを身をもって感じさせ人の道を学ばせるために剣道をやらせたが、基本的には自主性を尊重し、個性を伸ばさせ、自分の父親に言われていた「学校の先生になれ」という言葉を上の子2人が実現させてくれ、三女はなんと父親のライバル会社に就職するという頼もしい道を選んだと笑顔で話す、家族も社員もすべての人を家族感覚で大切にするお父さんです。


鈴木 おさむ(スタートアップファクトリー 代表、元放送作家)

鈴木 おさむ(スタートアップファクトリー 代表、元放送作家)

PROFILE

1972年4月25日生まれ、千葉県出身。19歳の時に放送作家になり、32年間、さまざまなコンテンツを生み出す。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始める。コンサル、講演なども行う。
子ども 長男

選考理由

交際0日で結婚し、妻の美幸さんの「妊活休業」や本人の育休が話題となり、息子の好きなことを徹底してやらせ、全力でサポートする姿は、家族和気あいあいの中に、まさに子あっての親、親あっての子を実践するベスト・ファーザーです。

父親像

放送作家、脚本家、作家、映画監督と思う存分才能を発揮するも、新しいことを始めたいと本年3月に過去の仕事の引退宣言をした鈴木さん。交際0日で結婚したお笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんの「妊活休養」が功を奏して一人息子を授かると、今度は自分が1年間の育休を取り、習い事を強制することもなく、父親は放送作家、母親は芸人と好きなことをやってきたのだから子供にもやりたいことをやらせ、自分の人生は自分で選ばせ、親はそれを全力でサポートすること、子供を授かることは24色の人生が150色ぐらいに増えたようなもの、これからの仕事は子どもと企業を育てることと話すチャレンジ精神旺盛なお父さんです。


石原 良純(俳優、気象予報士)

石原 良純(俳優、気象予報士)

PROFILE

1962年1月15日生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学在学中の82年に映画『凶弾』でデビュー。97年に気象予報士試験に合格。俳優、気象予報士、タレントとして幅広い活躍を続ける。著書に『石原家の人びと』(新潮社)などがある。
子ども 長男/長女

選考理由

「テレビ人」として自分が楽しんでいるから、見る人にも楽しんでもらえると精力的に活動するのと同様に、みんなが笑って楽しく会話をしてくれたら幸せな家庭が築けるという、石原慎太郎氏と親子二代での表彰となるベスト・ファーザーです。

父親像

作家で元東京都知事の石原慎太郎氏を父に、昭和の大スター石原裕次郎氏を叔父に持ち、20歳で映画俳優としてデビューし、その後お天気キャスターとしても活躍し、テレビをホームグランドに精力的な活動を続ける石原さん。自分が楽しんで見聞を広めみんなで楽しい番組ができ、見てくれる人にも楽しんでもらえるという、根っからの「テレビ人」といい、家族にあってもなんでも言葉にし、みんなが笑って、楽しく会話ができていたら、それが一番の幸せといい、日本は本当に住みやすく良い国だから、今の日本を守ることも自分らの世代の責任だと、父親譲りの人と社会と国に厳しくもやさしい眼差しをそそぐ頼もしく楽しいお父さんです。


内田 篤人(元プロサッカー選手)

内田 篤人(元プロサッカー選手)

PROFILE

1988年3月27日生まれ、静岡県出身。2006年、鹿島アントラーズに入団。10年にドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04への移籍などを経て、20年に現役を引退した。21年から『報道ステーション』(テレビ朝日系)のスポーツキャスターを務める。
子ども 長女/次女/三女

選考理由

うるさいことは言わずにしっかり見守る存在だった自分の父親の子育て術を踏襲し、家庭では長女を小学校の通学路まで見送り、次女を幼稚園までつれていき、三女の夜中の授乳を担当する子育て奮闘真最中のベスト・ファーザーです。

父親像

2006年、高卒ルーキーとして鹿島アントラーズでプロサッカーデビューし、ドイツ・ブンデスリーガの強豪チーム・シャルケ04に移籍、日本代表になるなどと活躍し、2020年の引退試合では0歳の次女を抱き、3歳の長女の手を引いてカシマサッカースタジアムを1周した姿の記憶に新しい内田さん。引退後はサッカー中継の解説やスポーツキャスターとして活躍するとともに、サッカー指導者としても後進の指導にあたり、子育てと同様に可能性を広げるために口を出し過ぎることなく自主性をはぐくみ、経験を重ねることを見守り続けるという、小学生、幼稚園児、0歳の3人姉妹の子育て真っ只中にしてサッカーの未来を語るお父さんです。