ベスト・ファーザー発表/授賞式

イエローリボンキャンペーン FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会

ベスト・ファーザー発表/授賞式

ベスト・ファーザー選考方法
ベスト・ファーザー選考基準
2023年度 イエローリボン賞
今までのベスト・ファーザー イエローリボン賞受賞者

発表・授賞式

【開催日時】
2023年(令和5年)6月6日(火)
【主催】
MFU 一般社団法人日本メンズファッション協会
FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会
【後援】
経済産業省(キャンペーン全体)
文部科学省(お父さんの似顔絵・お父さんへの作文コンクール)

ベスト・ファーザー選考方法

マスコミ各社、FDC評議員、今までのイエローリボン賞受賞者、MFUの会員によるアンケート結果をもとにベスト・ファーザー選考委員会によって決定しております。

ベスト・ファーザー選考基準

・明るく楽しい家庭づくりをしている父親
・父親学の実践者
・厳格なしつけをしている父親
・子供たちの良き理解者、良き教育者
・お母さんと子供から見た、素敵なお父さん
・社会の福祉に貢献し素敵な父親像をアピールしている人
・ユニークな子育てをしている父親
などであり、さまざまな意味で「素敵なお父さん」と呼べる人を選び表彰します。

2023年度 イエローリボン賞

五十嵐 立青(つくば市長)

五十嵐 立青(つくば市長)

PROFILE

1978年6月12日生まれ、茨城県出身。つくば市で生まれ、2002年に筑波大学国際総合学類を卒業する。03年にロンドン大学UCL公共政策研究所修士課程、07年には筑波大学大学院人文社会科学研究科を修了、博士(国際政治経済学)。つくば市議を経て、16年よりつくば市長。現在2期目。
子ども 長男/次男/三男/長女

選考理由

子育ての当事者として三男一女の育児、教育、そして家事にも正面から取り組み、子どもが幸せに暮らせる世の中づくりの信念のもと市長の激務をこなす姿は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。

父親像

現場に出て目の前の一人ひとりが幸せになる仕事がしたいとの思いで故郷・つくば市の市政に携わりたいと26歳で市議、38歳から市長2期目を務める五十嵐さん。約150の研究・教育機関を擁する稀有な環境を生かし、科学技術で人類の課題を解決し、市民を幸せにするモデルケースとなるべく先進的な市政に取組み、家庭では4人の子どもたちを育てる子育て世代当事者として、朝夕の食事づくりから学校での面談やPTAの役員などもこなし、子どもはみんな天才であり、それぞれが「自己決定」することをサポートするのが親の役目と自認する「こころ優しく先進性と実行力あふれるお父さん」です。


数原 滋彦(三菱鉛筆株式会社 代表取締役社長)

数原 滋彦(三菱鉛筆株式会社 代表取締役社長)

PROFILE

1979年2月11日生まれ、東京都出身。2001年、慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社野村総合研究所入社。05年三菱鉛筆入社。群馬工場長、取締役経営企画担当、副社長などを経て、20年3月より現職。
子ども 長女/次女/長男

選考理由

個性を表現するためのツールや場を提供し、サポートする三菱鉛筆の社是である「違いが美しい」のように、子供三人の多様性を尊重し一緒に実践する姿は、やさしくも一本芯の通った頼もしいベストファーザーです。

父親像

1887年に日本初の鉛筆の工業生産を創業し、1903年に三菱財閥に15年先立って『三菱』のマークと商標を商標登録し、1958年にはロングセラーとなる『ユニ』を発売し、筆記具はもとより子どもの成長をサポートする事業に力を入れてきた三菱鉛筆。2020年に社長に就任し、創業150年を見据えて、筆記具メーカーから価値提供を中心に「世界一の表現改革カンパニー」目指してチャレンジを続ける数原さん。子育ては社会の一員としての大事な仕事ととらえ、3人の子どもたちの個性を尊重し、その無限の可能性を信じ、リアル経験を共用し、創造力をサポートする「感性と慈愛豊かなお父さん」です。


桂 宮治(落語家)

桂 宮治(落語家)

PROFILE

1976年10月7日生まれ、東京都出身。2008年、桂伸治門下として初高座。12年に二ツ目に昇進し、NHK新人演芸大賞落語部門大賞などを受賞。21年に真打昇進。22年より『笑点』のレギュラーメンバーに。
子ども 長女/次女/長男

選考理由

「笑点」レギュラーをはじめ人気の落語家として多忙な毎日のなか、「趣味は子育て」と言ってはばかることなく、子どもと過ごす時間は世界一安心安全で楽しい、とその時間を大切にする真の父親芸に座布団10枚!

父親像

故桂枝雀師匠の話芸に衝撃を受け、婚約中の奥様の「一生に一度の人生。貧乏でもやりたい仕事をやった方がいいんじゃない」の言葉に背中を押され、31歳で営業成績トップの座を捨て、桂伸治師匠の門戸を叩き高座に上がり、13年で真打に昇進し、2022年には国民的テレビ番組「笑点」のレギュラーメンバーに選ばれ、「令和の爆笑王」とまで称される宮治さん。3人の子宝に恵まれ、「子育てが趣味」と明言し、世界で一番安心安全で、いるだけで楽しくなれる家族の場を守り、「おはよう」「いただきます」「ありがとう」などの感謝の言葉を大切にする「笑いと礼儀を大切にする仲良しお父さん」です。


高橋 克典(俳優)

高橋 克典(俳優)

PROFILE

1964年12月15日生まれ、神奈川県横浜市出身。1993年『抱きしめたい』で歌手デビュー。俳優として『サラリーマン金太郎』などのヒット作を得る。最近では2020年大河ドラマ『麒麟がくる』、22年NHK『正直不動産』、22年秋NHK朝ドラ『舞いあがれ』にはヒロインの父・岩倉浩太役、23年1月クール関西テレビ『罠の戦争』に出演。また、出演映画は22年5月『20歳のソウル』、22年8月『バイオレンスアクション』が公開。
子ども 非公表

選考理由

NHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』の優しい父親役・岩倉浩太と同じように、息子を温かい目で見守り続け、常によき父親像を問い続け、自分の成長をかさねる生き方こそベスト・ファーザーにふさわしいものです。

父親像

1993年に歌手としてデビュー、俳優として『サラリーマン金太郎』をはじめドラマや映画に主演し、悪役でも独特の存在感を漂わせる高橋さん。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』では、ヒロインのお父ちゃん役で、仕事では不況で窮地に立たされるも子どもたちを温かい目で見守り続けるという自然体の演技で新境地を開いたが、実際の父親としても、息子の生後すぐに3ケ月の育休を取り、「克典ママ」と呼ばれるほど育児を大切にし、幼稚園の送り迎え、小学校の授業参観、運動会などを楽しみ、その成長とともにリーダーからサポーターにまわり、「自分自身もつねに成長し続けるお父さん」です。


武藤 敬司(元プロレスラー)

武藤 敬司(元プロレスラー)

PROFILE

1962年12月23日生まれ、山梨県出身。84年、新日本プロレス入門。2002年に全日本プロレスへ移籍し、代表取締役社長に就任した。13年にはWRESTLE-1を旗揚げ。20年にプロレスリング・ノアへ参戦。23年2月に引退試合を行った。
子ども 長男/長女

選考理由

植木職人の父親の職人芸を見て育ち、1984年にプロレスラーという「職人」としてデビューし、『作品』というべき試合を39年にわたってこなし、その真剣な生き方をもって二人の子どもを育てた心身ともに力強い父親です。

父親像

子どもの頃から体格に恵まれ、高校時代には国体に出場するなど柔道一直線であったが、アントニオ猪木さんへの憧れが現実のものとなり、21歳で新日本プロレスに入門し、移籍や新団体立ち上げなどプロレスの道を邁進し本年2月に引退した武藤さん。アメリカへの武者修行や夫婦でプロレスの経営のなかで育った子どもたちは、つねに強くあれという親父の背中に学び、国籍も人柄もいろいろな選手たちに囲まれて、人種差別のない世界を実体験し、人々がそれぞれに輝いて生きていくことの大切さを学んだという、まさにカラダを張って子どもや後進を教育する「強くたくましいお父さん」です。

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