
ベスト・ファーザー発表/授賞式
ベスト・ファーザー選考方法
ベスト・ファーザー選考基準
2022年度 イエローリボン賞
今までのベスト・ファーザー イエローリボン賞受賞者
発表・授賞式
今年の発表・授賞式は、行政及び業種別ガイドラインに従い、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催致しました。
【開催日時】
2022年(令和4年)6月7日(火)
【主催】
MFU 一般社団法人日本メンズファッション協会
FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会
【後援】
経済産業省(キャンペーン全体)
文部科学省(お父さんの似顔絵・お父さんへの作文コンクール)
ベスト・ファーザー選考方法
マスコミ各社、FDC評議員、今までのイエローリボン賞受賞者、MFUの会員によるアンケート結果をもとにベスト・ファーザー選考委員会によって決定しております。
ベスト・ファーザー選考基準
・明るく楽しい家庭づくりをしている父親
・父親学の実践者
・厳格なしつけをしている父親
・子供たちの良き理解者、良き教育者
・お母さんと子供から見た、素敵なお父さん
・社会の福祉に貢献し素敵な父親像をアピールしている人
・ユニークな子育てをしている父親
などであり、さまざまな意味で「素敵なお父さん」と呼べる人を選び表彰します。
2022年度 イエローリボン賞

北原 睦朗(大同生命保険株式会社 代表取締役社長)
1959年11月7日生まれ、東京都出身。82年中央大学経済学部卒業後、大同生命に入社。T&Dホールディングス専務、代表取締役副社長等を経て、2021年4月より代表取締役社長に就任。2人の息子さんを育て、現在は、妻と愛犬フクちゃんの“3人”暮らし。
子ども 長男/次男
二人息子を立派な社会人に育て上げ、中小企業で働く父親たちの生活保障のみならず、その健康を支えていくという理想に燃えて業務に邁進する姿は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。
日本の全企業に占める中小企業の割合は99%で、7割の人が中小企業で働いています。大企業に比べてファミリー感が強い中小企業の経営者は、家庭における父親的存在であり、そんな経営者に特化して、充実した保障の提供や経営支援を行っている大同生命の社長を務める北原さん。これからは、中小企業で働くみなさんの健康を支える存在を目指すとともに、自社の社員にも家族にも規則正しい生活、栄養を考えた食事や運動習慣など健康資本の充実を訴え、「楽しい人生を送るよりも充実した人生を送ろう」をモットーとする「心優しいお父さん」です。

野口 聡一(宇宙飛行士、東大特任教授)
1965年生まれ、神奈川県出身。05年に国際宇宙ステーション(ISS)での船外活動(日本人初)をし、09~10年にも滞在。20年米国人以外で初めてスペースXクルードラゴン宇宙船に搭乗し「世界で初めて3種類の違う宇宙からの帰還(滑走路、地面、海面)」を達成しギネス世界記録に認定。
子ども 非公表
命がけの訓練を繰り返し、宇宙船外の活動を身に着けたかけがえのない家族の写真とともにこなし、日本の子どもたちに夢と希望をあたえ続ける雄姿は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。
2021年5月、3度目となる宇宙滞在から無事に地球に帰還し、通算滞在期間は335日17時間56分日本人宇宙飛行士最長記録をもち、宇宙からの帰還方法が滑走路、地面、海面の3種類というギネス記録にも認定された野口さん。宇宙船外には、無の世界が広がっていて、船外活動はまさに死と隣りあわせといえます。その宇宙服にしのばせたのが家族の写真であり、つねに家族とともにあるという安心感、充実感に満たされた、「世界一、いや、宇宙一幸せなハッピー・ファーザー・ウィズ・スリー・グレイト・ドーターズ」です。

滝藤 賢一(俳優)
1976年11月2日生まれ、愛知県出身。98年から2007年まで「無名塾」に在籍し、舞台を中心に活動。2008年より映画やドラマで頭角を現。主な出演ドラマに『半沢直樹』『探偵が早すぎる』『コタキ兄弟と四苦八苦』、映画に『はなちゃんのみそ汁』『関ヶ原』などがある。
子ども 非公表
一切干渉せず、全て自己責任という両親の子育てを引き継ぎ、三男一女に好きなように生き、楽しく生きよと願い、自らの俳優修業を男の背中で語る姿は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。
2013年のドラマ『半沢直樹』でブレイクし、名バイプレイヤーとして活躍する一方、主演としていろいろな役になりきる滝藤さん。両親からは一切干渉されず、全て自己責任という育て方をされ、師匠の仲代達也さんからは「俳優は生涯修行だ」といわれて仲代さん主宰の「無名塾」で研鑽を重ねた経験から、三男一女の子どもたちにも、好きなように自分の人生を生き、楽しく生きてほしい、と「親父の背中」で語る滝藤さんにとっては、育児もまた、自身を成長させてくれる「育自」のひとつ。親も子も自由でいたい「仕事も家事も生涯修行中のお父さん」です。

長友 佑都(サッカー選手 FC東京)
1986年9月12日生まれ、愛媛県出身。2008年に、Jリーグ・FC東京と正式契約を結んだ。同年に日本代表に初招集、北京オリンピック日本代表にも選ばれた。2011年以降、海外チームに在籍し、21年に古巣であるFC東京に復帰した。17年に女優の平愛梨と結婚。
子ども 長男/次男/三男
2008年Jリーグ・FC東京に入団以来14年間日本代表に選ばれ、現役としてサッカー選手を続けつつ次代を担う子どもたちを育てるという情熱と使命感は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。
2008年にJリーグ・FC東京に入団、同年に日本代表で北京五輪出場、イタリア、トルコ、フランスと海外チームに所属し、世界トップレベルと渡り合い、21年9月に古巣のFC東京に復帰した長友さん。次代を担う若手や子どもたちの手本になりたいという思いが強く、情熱や向上心はだれにも負けないと熱弁。世界の舞台で学んだサッカーの全てを次世代に伝えるベテランの技を見せるとともに、15年から「長友佑都フットボールアカデミー」を立ち上げました。息子三人にとって尊敬できる父親でありたいと「情熱と使命感に燃えるお父さん」です。

渡部 暁斗(スキー選手 / ノルディック複合)
1988年5月26日生まれ、長野県出身。2006年、高校時代にトリノ五輪出場。早稲田大学入学後、バンクーバー五輪で個人9位に。14年のソチ、18年ピョンチャン五輪では個人ノーマルヒルで銀メダルに輝く。22年の北京五輪ではラージヒル個人と団体で銅メダルを獲得した。
子ども 長男
1998年の長野五輪で見た「日の丸飛行隊」にあこがれ、五回の五輪に出場し4つのメダルに輝き、我が子の成長にさらなる自分の飛躍を重ねる生き方は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。
バンクーバー五輪で個人9位、14年のソチ、18年のピョンチャン五輪では個人ノーマルヒルで銀メダルに輝き、22年の北京五輪ではラージヒル個人と団体で銅メダルを獲得した渡部さん。1998年の長野五輪で金メダルを日本にもたらした「日の丸飛行隊」に感動しスキー一直線。「問題を解くときは、いろんな方向から見て考えろ」という父親の言葉を心に刻み、今1歳半の息子の動きからでも自分の体の動きを改善するヒントが隠れていると、息子のことを「師匠」と呼び、競技と同様に「試行錯誤を繰り返し息子とともに成長を目指すお父さん」です。